【シャルルボワ＝坂本一之】カナダ東部シャルルボワで開かれた先進7カ国（G7）外相会合は14日、トランプ米政権が提案するロシアとウクライナの停戦案を歓迎し、ロシアに「停戦の合意と完全な履行」を求める共同声明を採択し、閉幕した。2月のG7首脳テレビ会議ではロシアのウクライナ侵略を巡る文言で米欧が対立し声明発表を見送ったが、今回は温度差を抱えながらも結束を維持した。 共同声明は、ロシアが停戦合意しない場合には「さらなる対露制裁やウクライナへの追加支援」を行うことを議論したとし、停戦に応じるようロシアに圧力をかけた。

１２─１４日にカナダ・ケベック州で開催されている会合主要７カ国（Ｇ７）外相会談は、結束を示すことを目的とした共同声明で合意に達した。ウクライナの領土保全を支持するとともに、ロシアに対し停戦を受け入れなければさらなる制裁を受ける可能性があると警告した。

カナダで開かれたG7＝主要7か国の外相会合は、ロシアに対してウクライナと対等な条件で停戦を受け入れるよう求める共同声明を採択しました。 G7の外相は共同声明で、ウクライナとロシアの停戦を目指してアメリカが行っている交渉を歓迎し、ロシアに対してウクライナと対等な条件で停戦に応じるよう求めました。

【シャルルボワ（カナダ東部）時事】カナダ東部シャルルボワで開かれていた先進７カ国（Ｇ７）外相会合は最終日の１４日、ウクライナに侵攻するロシアに対して「対等な条件下で停戦に合意し、完全に履行する」よう求める共同声明を採択して閉幕した。「米国第一」を掲げるトランプ米政権の発足でＧ７の足並みが乱れていたが、ウクライナ和平実現に向けて団結を確認した。

外相会合は14日閉幕。13日の協議では各国からウクライナ和平実現に向けた米国の取り組みを評価し、ロシアに前向きな対応をさせるためG7で連携することが重要との指摘が出た。ウクライナの安全を保証することが重要との声も上がった。

カナダで開かれていたG7（主要7カ国）の外相会合は14日、ウクライナ情勢を巡りロシアに停戦への合意を求める共同声明を採択し閉幕しました。 共同声明はロシアに対し「停戦への合意」と「完全な履行」を求めている他、停戦に応じなかった場合の制裁強化やウクライナへの追加支援についても協議したと明記し、停戦の実現に向けてロシアに圧力をかけています。

カナダ東部で開かれていたG7＝主要7か国の外相会合は、議論の成果をまとめた共同声明を発表し、ウクライナ情勢をめぐってロシアに対し停戦に応じるよう求めました。そのうえで、ロシアが停戦に応じない場合、さらなる制裁を科すことも議論したとして、ロシアに圧力をかける姿勢も示しました。 外相会合を終えたアメリカのルビオ国務長官は14日、記者団に対し「強力な声明を出すことができた。われわれは満足している」と述べ

主要7カ国（G7）外相は14日、カナダ東部シャルルボワで開いた会合で、ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援し、ロシアに対して「対等な条件下での停戦に合意し、その合意を完全に履行するよう求める」とする共同声明を採択した。G7は2月下旬に首脳がテレビ会議を開いた際は共同声明を発表できなかったが、今回は･･･