セブン＆アイ・ホールディングスに買収提案しているカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールが日本語版公式サイトを開設したことが14日、分かった。買収が実現した場合の事業運営のメリットを訴える内容で、「セブン―イレブン」加盟店主やセブン＆アイ株主らの懸念を払拭（ふっしょく）する狙いがある。

セブン＆アイ・ホールディングス（HD）に買収提案しているカナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタール（ACT）が13日、日本で初めて記者会見を開いた。自社の事業紹介やセブン＆アイ買収によるメリットを示すウェブサイトも開設しており、ここに来て、積極的な姿勢を鮮明にしている。

セブン＆アイ・ホールディングスに買収提案を行っているカナダのコンビニ大手の経営トップらが都内で会見を開き、2つの会社の統合でセブン＆アイのコンビニ事業を強化できると述べ、買収への意欲を重ねて示しました。 一方で、敵対的な買収の可能性は否定し、友好的に協議を進める考えを強調しました。