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大船渡市は、デジタル技術を生かした「行かない窓口」の一環で、市公式LINE(ライン)アカウントの更新を進め、6~7月にかけて受信設定件数が伸びるなど、市民らの関心を集めている。本年度から、クマ出没情報に加え、ごみ収集日や分別などもすぐに確認できるようになった。市では引き続き、登録や受信設定を呼びかける。(佐藤 壮) ...
大船渡市大規模林野火災で被害を受けた三陸町綾里で5日、火災後初めてとなる植樹作業が行われた。岩手大学(盛岡市)農学部の学生らと綾里の「大小迫つむぎの家」(千田耕基代表)が、森林インストラクターとともに50本のナラの苗木を植え、森林再生への先陣を切った。学生らは被害箇所の現地視察も行い、焼損状況や火の回り方を実際に確認しながら、森林の回復へ向けた道筋を探った。(齊藤 拓) ...
8月2日(土)の三陸・大船渡夏まつり市民道中踊りに向け、生演奏練習が今月3日夜から本格化した。小中学生らがバチを握り、早くも一体感あるリズムを響かせた。今後も週2回ペースで練習を継続し、小太鼓参加者を随時受け付ける。(佐藤 壮) ...
大船渡市津波避難対策検討会議が4日に市役所で開かれ、令和6年度からの検討を踏まえた結果報告書をまとめ、終了後に渕上清市長に提出した。津波災害時の「犠牲者ゼロ」に向け、徒歩避難の原則は変更しない一方、自動車避難を容認する対象者や可能地域例を盛り込んだ。さらに、警報発表時に率先して避難し、周囲の住民や観光客にも呼びかける事業者登録の制度創設も盛り込んだ。市は今後、8年度までに津波避難計画を修正するなど ...
第27回参議院議員選挙は3日、公示された。岩手選挙区(改選1)には、届け出順に、政治団体「NHK党」の新人・吉田博信氏(59)、立憲民主党の現職・横澤高徳氏(53)、参政党の新人・及川泰輔氏(46)、自民党の元職・平野達男氏(71)の4人が立候補。各氏は盛岡市内で第一声を響かせ、17日間にわたる選挙戦のスタートを切った。投票は20日(日)に行われ、即日開票される。 (7面に立候補者の第一声) ...
8月31日(日)に大船渡市赤崎町の下蛸ノ浦漁港で「大船渡市初さんまうにアワビ帆立かきホヤわかめ祭」を開催する未来蛸ノ浦実行委員会(鎌田和昭会長)は今月2日、町内で第2回会議を開催した。観覧席収益を大規模林野火災の支援に充てるチャリティー歌謡ショーに加え、カラオケ大会開催や生さんまの販売場所など、昨年からの変更点を確認。案内ポスターが完成し、今後準備が本格化する中、関係者は成功を誓い合った。 会議に ...
住田町と気仙薬剤師会(大坂敏夫会長、会員86人)は2日、災害時における医療救護活動に関する協定を締結した。救護所への薬剤師派遣や医薬品の供給、避難所における傷病者などへの調剤・服薬指導などについて定めており、災害発生時に住民の健康と命を守るために連携していく。 協定締結式には、薬剤師会から大坂会長と金野良則保険薬局部会長、町側は神田謙一町長、小向正悟副町長、町保健福祉課職員が出席。神田町長と大坂会 ...
任期満了に伴う第27回参議院議員通常選挙は3日、公示される。岩手選挙区(改選1)には、表明順に自民党の元職・平野達男氏(71)、立憲民主党の現職・横澤高徳氏(53)、参政党の新人・及川泰輔氏(46)、政治団体「NHK党」の新人・吉田博信氏(59)の4人が立候補を予定。20日(日)の投開票に向け、17日間にわたる選挙戦に突入する。
大船渡市議会6月定例会は24日、最終本会議が開かれ、追加提案された本年度一般会計補正予算を含む議案6件、議員発議案1件を原案通り可決し、閉会した。追加補正予算のうち、大規模林野火災の復旧・復興事業では、施設や設備が被災した農業者やしいたけ栽培施設、ワ ...
大船渡市や商工会議所、各種関係団体で構成する大船渡観光推進協議会(会長・渕上清市長)は6月30日、盛町の大船渡商議所で第4回会合を開いた。大船渡に関する観光データ報告によると、令和6年度は日帰り、宿泊者のいずれも、旅行消費額が前年度から増加。ウェブサイトのアクセス件数も増え、満足度も向上している傾向が明らかになった。 同協議会は、一般社団法人大船渡地域戦略(志田繕隆理事長)による候補DMO(観光地 ...
陸前高田市と住田町を流れる気仙川で1日、アユ釣りが解禁となった。解禁日を待ちわびていた釣り人たちが繰り出して竿を振り、にぎやかな光景が広がった。大船渡市の盛川は6日(日)午前4時に解禁される。 住田町の北東部、遠野市との境にある高清水山から生まれ、同町と陸前高田市を通って広田湾に注ぐ全長44㌔の気仙川。「アユの宝庫」として知られ、毎年7月1日の解禁日には内陸部からも多数の愛好者が訪れる。今年も、川 ...
住田町地域包括支援センターによる移動支援研修会は27日夜、町役場町民ホールで開かれた。同町では高齢化が進んで免許返納者が増加し、地域内での移動手段確保の必要性が高まっている。研修会ではNPO法人・全国移動サービスネットワークの伊藤みどり事務局長による講話が行われ、住み慣れた地域で暮らし続けていくための、住民主体による移動支援のあり方について考える機会とした。(清水辰彦) ...