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厚生労働省は6月25日の「第26回特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」(座長:松田晋哉・福岡国際医療福祉大学ヘルスデータサイエンスセンター所長/教授)で、「医師派遣」や「総合診療科の設置」などを新たな承認要件とすることを求める「特定機能病院のあり方に関するとりまとめ(案)」を提示した。構成員からは「安易な手上げがなくなる」「大学への総合的な支援が大事」といった意見が寄せられ、大 ...
1億円の目標に対して2億円の資金を調達。学術集会の「合同開催」は今後の主流になりうるか?――三澤園子先生(東京科学大学 脳神経病態学分野 教授)とともに、今後の医局運営の在り方を考える連載『医局2.0』。今回は「学会多すぎ問題」をテーマに千葉大学医学部附属病院 病院長で整形外科学教授の大鳥精司先生にお話を伺います。(全3回連載の2回目) ...
体が弱く学校を休んでばかりいた少年は、やがて自身を苦しめたアレルギー疾患のエキスパートとして同窓生初の教授になります。埼玉医科大学の卒業生をリレーでつなぐ当連載、6人目にご登場いただくのは、埼玉医科大学呼吸器内科教授と埼玉医科大学病院アレルギーセンター センター長を兼務する永田真先生です。第1回は「毎年秋になると寝たきり状態だった」という少年時代から、埼玉医科大学に入学するまでのお話です。
東京大学の本郷キャンパスと弥生キャンパスで繰り広げられる五月祭(ごがつさい)。2025年は5月24日(土)、25日(日)の2日間で開催されました。例年15万人も訪れるというこの学園祭で、実際に理科三類や医学生のみなさんに接してみると、「意外!」と感じられることも数多くありました。医学部企画の代表者へのインタビューも含め、今回はその人となりを詳しくお伝えします。
特に国民の皆さんに直接大きな影響を及ぼすのは、医師の地域・診療科偏在をいかに的確かつ迅速に是正するかという課題です。2004年度に新医師臨床研修制度が必修化され、それ以前から進んでいた大学病院への医師の引き揚げが大きなうねりとなりました。2008年度以降、地域枠を中心に進められた医学部定員増には一定の効果が見られるものの、将来の見通しは決して明るくありません。確かに病院勤務医は増えていますが、その ...
整形外科クリニックの開業の課題のひとつに「人材採用」とマネジメントがあります。この記事では、それらの課題解決法と新規患者を取り入れる方策をコンサルタント・佐川尚平氏に聞きました。
京都大学大学院で公衆衛生と出会い、それまでの基礎研究分野とは違った「臨床研究」の意義を強く感じるようになった本多先生。転機は、2017年からの福島県立医科大学への赴任でした。各医学部の卒業生をインタビューでつないでいく本企画、日本大学リレー・本多通孝先生の最終回は現在に至るお話です。外科医が臨床研究を学ぶ意義についてもうかがいました。
医師の皆さまは、他の職種に比べて職場が変わる機会が多いかと思いますが、新しい職場で「聞いていた条件と違った」というご経験はありませんか?―― Doctors LIFESTYLEでは、株式会社KADOKAWAと提携して、「医師の日常をテーマにしたマンガコンテンツ」を企画。会員の皆様にエピソードを投稿いただき、マンガにしてお届けしています。
厚生労働省の「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(座長:遠藤久夫・学習院大学長)が6月25日に開かれ、2027年度医学部の臨時定員の適正化にあたって、どんな点を考慮すべきかを議論した。厚労省は、医籍登録後3~5年目医師の自県大学の割合や、都道府県における医師確保に向けた取り組み状況に関するデータなど、様々な資料を提示(資料は、同省のホームページ)。
自民・公明党、日本維新の会による社会保障改革の3党協議において、自民党の実務者として議論に関わってきたのが、医師の国光あやの氏だ。矢継ぎ早に維新が改革案を提案、議論が進んだ印象もあったが、実際のところはどうだったのか。6月11日の「3党合意」を受けての所感を、国光氏にお聞きした。
中医協総会(小塩隆士・一橋大学経済研究所特任教授)は6月25日、人口動態や医療需要、医療提供体制などの現状について、議論した。診療側からは医療機関の経営状況の厳しさや他産業への人材流出を防ぐための医療職の処遇改善についての意見があり、支払側は人口構造や医療ニーズの変化に対応した医療資源の配置、機能強化などの必要性を指摘した(資料は、厚生労働省のホームページ)。
医学部への道が険しいことは、読者医師の皆様もよくご承知のことと思います。1浪しても2浪しても「届くのか?」と自信が持てないことも……。そんな中、「医学部医学科合格率100%(2025年度)」を誇る高校、それが川崎医科大学附属高校です。名前は知っている、でもどんな高校なのか、学力はつくのか……? 読者の先生方のそんな疑問にお答えし、お子さんの高校選びの新たな選択肢につながる情報をお届けします。