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レスリング選手のためのサプリメント摂取戦略を、システマティックレビューによりエビデンスに基づき総括した論文が報告された。体重や体組成、パフォーマンス、回復などに影響を与え得るサプリが示されている。ただ、各研究の効果量は小さいものが多く、結果 ...
サプリを使わず食事だけでは栄養素が不足するのか、サプリの効果はRCTでの検証が必要か、サプリメーカーが資金提供した研究は信頼性が低いのか――。サプリメントの製品、およびサプリメント業界に関するこのような疑問、またはよくある誤解を12項目取り ...
就寝前にメラトニンを摂取すると、翌日の高強度運動のパフォーマンスが向上し、運動後の回復も促進するとする研究結果が報告された。 メラトニンの睡眠改善と酸化ストレス軽減作用は、アスリートに有効か メラトニンは松果体で合成され、哺乳類の生体リズム ...
エリートレベルの空手選手を対象とする研究から、減量のための水分摂取制限による脱水で、パフォーマンス指標の一部が低下するという結果が報告された。ただし、空手に重要な高速での動作には影響が認められないことから、慎重に計画された水分摂取制限による ...
RED-Sによる妊娠転帰への影響を調査した結果が報告された。RED-S既往のある女性は切迫早産や早産のオッズ比が有意に高いことが示されている。 RED-Sの既往は、妊娠中の健康状態や妊娠転帰とどのような関連があるか? スポーツにおける相対的 ...
古くから健康的な食事スタイルとして位置付けられているベジタリアン食は、近年ではアスリートの間でも関心が高まっている。しかし、アスリートは通常、筋肉量や筋力が高いほうが有利であり、ベジタリアン食はその点で不利なのではないかという懸念が付きまと ...
鈴木志保子理事長による連載です。コロナに負けないカラダをつくるためのノウハウをご紹介します。 【SNDJ動画】公認スポーツ栄養士による元気が出る食事 公認スポーツ栄養士の知識や経験から「元気になる」ための ...
日常の身体活動量がガイドラインの推奨を満たしている場合、死亡リスクが低値となる。そして、その関係を摂取エネルギーの多寡で二分して検討すると、より多くのエネルギーを摂取している群で、死亡リスクがより大きく低下しているとする論文が発表された。米 ...
国内の女子大学生アスリートの鉄欠乏の実態を調査した結果、鉄およびフェリチンが基準値内のアスリートは3割に満たないこと、鉄摂取に配慮した食事を摂っている割合は2割強にとどまること、配慮していると回答したアスリートでも栄養素摂取量が不足している ...
3人に1人のアスリートが歯ぎしりの習慣があるとする、システマティックレビューとメタ解析の結果が報告された。一般人口では22.22%と報告されており、アスリートではそれより高いことになる。著者らは競技の緊張やストレス、日常でのプレッシャーが関 ...
一般社団法人日本スポーツ栄養協会(理事長・鈴木志保子)が主催する、「ビジネスパーソンのためのスポーツ栄養セミナー(志保子塾)」2025年前期のご案内です。 当セミナーは、仕事で使える実践的な栄養知識をつけたいビジネスパーソンを対象に毎月開 ...
少年野球のコーチの投球数制限に対する認識や遵守状況を調査した結果が報告された。10年前の調査結果と比較して、投球数制限の規定に関する認識は有意に向上していたが、遵守状況には変化がみられないという。京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻の ...