【武漢13日=玉光宏】日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会(CISA)が13日に湖北省武漢市で開催した第15回日中鉄鋼業環境保全・省エネ専門家交流会後の記者会見で、CISAの姜維副会長はグリーンスチールの価格転嫁について「自動車や不動産企業などがグリーン製 ...
日本製鉄は14日、本社でGX(グリーントランスフォーメーション)説明会を開催し、折橋英治常務執行役員グリーン・トランスフォーメーション推進本部長らが出席、現在までのGX戦略の進捗、課題、今後の方向性などを解説した。技術開発の充実化、加速化を図り、設備 ...
神戸製鋼所は14日、2025年4月出荷分から鉄粉製品のベース価格をトン当たり1万円引き上げると発表した。諸コスト上昇分の転嫁と、再生産可能な利益水準を確保することが目的。対象は鉄粉製品の全明細(国内、海外向け)。同社による鉄粉製品のベース価格改定は2 ...
豊田通商は14日、同社グループの豊田通商アメリカ(TAI)を通じて、北米の大手リサイクル企業のラディウスリサイクリング(本社=米国オレゴン州)の株式を100%取得することで合意し、合併契約を締結したと発表した。北米における鉄・非鉄スクラップや使用済み ...
鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は14日開催の会議後に鉄鋼需要について「前月とさほど変わらず、各種統計もマイナスが続き芳しくない。輸入鋼材の入着は対前月で減少したが水準は依然高位だ」との見解を示した。米国の通商措置に触れ、「鉄鋼製品は12 ...
関東地区のステンレス流通の間で、条鋼の切断賃を一律から鋼種ごとに見直す動きが広がっている。一部流通は先月から、SUS304などの汎用鋼に比べて硬い「難削材」の切断賃を最大で2倍前後とすることを打ち出しており、今月に入ってからは大手流通が追随し始めるな ...
浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた2月の景況実感調査(対象=143社、回答率94・4%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は前月比4・9ポイント上昇の42・5%となった。「改善」や「横ばい」を上回 ...
三菱マテリアルは、北米エリアに超硬工具の原料であるタングステンのリサイクル体制を構築したい考えだ。昨年末に買収したドイツの有力タングステン製品メーカー、HCスタルク・ホールディングが有するカナダの製造拠点の活用を検討。同社は米国で使用済み超硬スクラッ ...
コバルトの国際相場が反発した。指標となる欧州価格(純度99・3%以上)はポンド12・3ドル前後となり、直近安値から23%アップ。2月は22年ぶりに10ドルを割ったが、春節明けの中国価格上昇に引っ張られた。低迷が続くリチウムイオン電池向け市況などにも底 ...
特殊鋼流通の三和特殊鋼(本社=大阪府門真市、勝野茂社長)は、2027年12月期を最終年度とする3カ年新中期経営計画を策定した。機械加工部門の拡充や新規分野の需要開拓などを推進し、最終年度に売上高30億円、経常利益9000万円達成を目指す。
JFEエンジニアリンググループでリサイクル事業を担うJ&T環境とJR東日本グループなどで設立したJサーキュラーシステム(本社=川崎市、中村佐三社長)は13日、国内最大級の使用済みプラスチック(廃プラ)再資源化施設となる「川崎スーパーソーティングセンタ ...
Jサーキュラーシステムは13日、川崎市のJFEスチール東日本製鉄所京浜地区で使用済みプラスチックリサイクル施設の稼働式を開催し、関係者ら130人が出席して設備の全ライン完成を祝った。4月から本格稼働を開始する。複数の自治体とリサイクル事業者が連携する ...