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日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手は9日、札幌第8レースでナリタヒカリに騎乗して1着となり、JRA史上初の通算4600勝を達成した。1987年にデビューし、2万5216戦目の騎乗での到達。 好位追走から最後の直線で鮮やかな差し切りを決め、1番人気に応えた。
石破茂首相は9日、長崎市で記者会見し、トランプ米政権が7日に発動した「相互関税」の修正や日本車への関税引き下げの早期実現に全力を挙げると強調した。「可能な限り速やかに、確実に行われるよう、あらゆる形で強力に取り組みたい」と述べた。核兵器国と非核兵器国が参加する核拡散防止条約(NPT)を通じ、核軍縮を目指す考えを示した。 核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加の是非を問われ「核兵器を持っている ...
石破茂首相(自民党総裁)は9日、長崎市で記者会見し、日米関税交渉に触れ「毎日果たさなければならない政策課題があるので、全力で対応していきたい」と述べ、改めて続投に意欲を示した。一方、自民は8日の両院議員総会で、総裁選前倒しの是非を党内で意思確認する異例の手続きに着手すると決定。前倒しが決まれば首相への事実上の退陣宣告となるため、首相が窮地に追い込まれるのは必至だ。 両院総会では参院選大敗を受け、総 ...
蚊を介して感染するウイルス感染症のデング熱が熱帯地域を中心に猛威を振るう中、日用品大手の花王やユニ・チャームが東南アジアで対策商品の浸透を図っている。独自技術により蚊を殺さず、肌に寄せ付けないようにするのが特徴だ。 デング熱は感染すると頭痛や吐き気などの症状が現れ、重症化し死亡するケースもある。世界保健機関(WHO)に報告された症例数は2000年の約50万件から24年は過去最高の約1400万件とな ...
東京大や京都大の研究者らによる「極端気象アトリビューションセンター(WAC)」は9日までに、日本が全国的に猛暑に見舞われた7月下旬の記録的な高温は、人為的な地球温暖化の影響がなければ起きなかったとする分析結果を発表した。温暖化に加え、近海の海面水温も影響を与えていた可能性がある。 WACは7月22~30日に日本全域で起きた高温に関し、人間の活動が異常気象に与えた影響を定量化する手法「イベント・アト ...
日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手は9日、札幌第8レースでナリタヒカリに騎乗して1着となり、JRA史上初の通算4600勝を達成した。1987年にデビューし、2万5216戦目の騎乗での到達。
熊本県のPRキャラクター「くまモン」が9日、能登半島地震の被災地・石川県輪島市を訪れ、伝統工芸品「輪島塗」の制作体験をしながら住民と交流した。昨年に続く能登訪問で、元気をもらった被災者からは「また来てほしい」などと感謝の声が相次いだ。 熊本県から「復興応援“絆”大使」に任命されているくまモン。輪島市中心部にある輪島塗の体験施設に到着すると、子どもたちに駆け寄り、ハグや握手。箸の制作にチャレンジし、 ...
大阪・関西万博の北欧館で9日、フィンランド発祥の世界的キャラクター「ムーミン」の誕生80周年を祝うイベントが開かれた。約40人の来場者が、ムーミンのイラストを描いた絵手紙を作るワークショップに参加。特別仕様の切手や消印を添えてポストに入れた。 ムーミンは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが1945年に発表した小説で誕生した。50カ国以上で翻訳・出版されているという。8月9日はヤンソンの誕生日。
訪問介護事業者の倒産は2025年1~6月に全国で45件あり、2年連続で過去最多を更新したことが9日分かった。前年同期の40件から12・5%増で、介護報酬の減額が影響した。集計した東京商工リサーチは、物価高でコスト削減が難しいため、自力での経営改善は「限界」だとして公的支援を訴えている。 負債額1千万円以上を対象に集計した。45件の倒産のうち38件は、介護報酬の減額や利用者減少による売り上げ不振だっ ...
岡山県倉敷市の大原美術館が所蔵する代表的な作品で、スペインの巨匠エル・グレコ(1541~1614年)が描いた「受胎告知」の修復が66年ぶりに進む。表面の汚れを取り除き、透明感のある本来の色彩を取り戻す目的で、スペインから招聘した絵画修復士が7月中旬から作業。描かれた約400年前の姿に近づけた上で、9月以降に再公開する予定だ。 作品はエル・グレコが16世紀末ごろに描いたとされる宗教画。天使ガブリエル ...
【シンシナティ共同】男子テニスで世界ランキング65位の錦織圭(ユニクロ)が8日、米シンシナティで行われたシンシナティ・オープンで腰痛からツアー復帰し、シングルス1回戦で世界47位のカミロ・カラベリ(アルゼンチン)に5―7、3―6でストレート負けした。35歳のベテランは「内容は悪かった。まだ自信を持ってできていない」と不満そうだった。6月に報じられた不倫疑惑の影響については「大丈夫です」と強調した。
パナソニックは、地方自治体による街灯やカーブミラーの保守点検をデジタル化する新サービスを開発した。インフラ管理を担う技術系職員が不足する中、スマートフォンで街灯を撮影し、腐食などの劣化具合を判定する。愛媛県で実証しており、来年度に全国で提供を始める。 自治体は市民から支柱の劣化などの情報が寄せられると、対応する必要がある。倒れた街灯が人に当たるなどの事故が各地で起きているためだ。 パナソニックの新 ...