「ギガキャストよりも優位性がある」─。自動車ボディーの軽量化と低コスト化に関して、こう自信をみせるのが日本製鉄だ。しかも、この自信は単なる希望的観測ではなく、技術的な裏付けを伴ったものである。 「Model3」を模して開発 同社は鋼板のプレス成形により、部品点数を大幅に減らしたリアアンダーボディーを開発した(図1)。形状モデルにしたのは、米Tesla(テスラ)の電気自動車(EV)「Model 3」 ...