運用資産総額11.5兆ドルを誇る世界最大の資産運用会社ブラックロックは、2025年第2四半期に仮想通貨ファンドへの流入が大幅に増加したと報告した。

ナスダックが7月17日に提出した、修正済みの「19b-4」書類によると、ブラックロック（BlackRock）は、iシェアーズ・イーサリアム・トラスト（iShares Ethereum Trust：ETHA）にステーキング機能を追加する計画だ。

イーサリアムは7月9日に約6%上昇し、ビットコイン、XRP、ソラナを上回った。ブラックロックのイーサリアム現物ETFであるETHAの取引量は過去最高を記録した。

米国の現物ビットコインETFには合計11億7000万ドルの資金が流入。 ファーサイド・インベスターズ によると、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラストETF（IBIT）には4億4800万ドル、フィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン ...

米財務省短期証券（Ｔビル）に投資してリスクを取らず高い利回りを得る「T-bill and chill（Ｔビルでのんびり）」という姿勢が、債券投資の世界を変えた。ブラックロックの２本の上場投資信託（ＥＴＦ）の対照的な動きに、それが鮮明に表れている。

米資産運用会社ブラックロックは15日、４－６月期（第２四半期）の決算発表で、運用資産が過去最高の12兆5000億ドル（約1850兆円）に達したと明らかにした。トランプ米大統領の関税政策による市場の混乱を、顧客が乗り切ったことを示している。