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米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が苦境に立たされている。米連邦公開市場委員会(FOMC)で拙速な利下げを避ける姿勢を再確認した直後、身内の高官2人が7月の早期利下げ説を掲げた。2人はパウエル氏を罵倒し続けるトランプ米大統領との距離が近いとされ ...
[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は25日、グローバルなシステム上重要な銀行(GSIB)に適用する米国債などの低リスク資産保有に関する資本要件の緩和提案を公表した。
ボウマン副議長(金融規制担当)は声明文で「この提案は米国債市場の耐性を強化するとともに、市場機能の不全リスクを低減し、将来のストレス事象においてFRBによる介入の必要性を減らすのに寄与する」と指摘。「銀行規制の意図せぬ影響に対処するため、われわれは能動的に取り組むべきだ」と述べた。
【ニューヨーク=斉藤雄太】米連邦準備理事会(FRB)は25日に開いた公開会合で、米銀大手の自己資本規制の一部を緩める案を公表した。銀行に低リスク資産とみなされる米国債などの売買仲介や保有を促す内容だ。トランプ米政権内には米国債需給の改善で金利低下につ ...
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、銀行の準備預金に対する付利(IORB)を廃止するという提案について、費用削減にはつながらないと指摘。準備預金が限られた旧来の状態に戻るのは困難で、ボラティリティーが高まるリスクがあるとの考えを示した。