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【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は5日、パレスチナ自治区ガザ情勢に関する会合を開いた。パレスチナを国家として承認する意向を示している英仏などが国家承認によって「和平への道を開く」と訴えたのに対し、米国とイスラエルはイスラム主義組織ハマスを ...
国連安全保障理事会は5日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスが拘束する人質の解放を協議する緊急会合を開いた。会合前、イスラエルのサール外相は記者団に「イスラエルはガザに大量の援助を送っている」と述べ、ガザの飢餓はハマスが意図的に生み出していると ...
「パレスチナ国家承認」は一九六七年の第三次中東戦争でイスラエルが勝利して以来、フランス政府の外交政策になった。当時、「パレスチナ寄り」だったシャルル・ドゴール大統領はイスラエルを非難し、「イスラエル承認」と引き換えに、イスラエルが占領した地域からの撤退と「パレスチナ国家承認」という「二重承認」を提唱した。この原則が「二国家解決」という形で、その後のフランス外交の基礎になった。
フランスのマクロン大統領は7月24日、2025年9月に開かれる国連総会においてパレスチナを国家として正式に承認するとSNS上で発表した。既に世界140カ国以上がパレスチナを国家として承認しているが、フランスが承認すればG7では初めてとなる。なお、ノルウェー、アイルランド、スペインの各首脳は2024年5月22日、パレスチナを国家として承認する意向をそれぞれ発表し、同年5月28日付で承認していた( ...
【パリAFP=時事】フランスは1日、反ユダヤ主義的な投稿を共有したとして告発された女子学生(25)がなぜ入国を許可されたのかに関する調査が終了するまで、紛争で荒廃したパレスチナ自治区ガザ地区出身のパレスチナ人を受け入れるプログラムを停止すると発表した ...
大統領就任前からウクライナ戦争の終結に絶対的な自信を見せていたものの、未だ何一つ状況を変えることができずにいるトランプ氏。そんなトランプ大統領はここに来て突如、プーチン大統領に対して「8月8日までの停戦合意受け入れ」を迫る意向を明かしましたが、その裏にはどのような事情があるのでしょうか。今回のメルマガ『最後の ...
【パリ共同】スペインの空港で7月下旬、ユダヤ系フランス人の子どもらのグループが「迷惑行為に及んだ」として強制的に飛行機を降ろされた。グループ側は「反ユダヤ主義的だ」と批判。スペインの閣僚が子どもらを「イスラエルの悪童」と呼んだことにフランス政府も猛反 ...
【ニューヨーク、ワシントン、エルサレム共同】カナダのカーニー首相は30日、9月の国連総会でパレスチナを国家承認する意向を表明した。フランスや、条件付きで同様の方針を示した英国に続き先進7カ国(G7)...
アメリカ・ニューヨークで29日、パレスチナ問題を議論する国際会議で「ニューヨーク宣言」と題するイスラエルとパレスチナの「2国家共存」での解決を目指す成果文書が発表されました。
「ニューヨーク宣言」と題され、イスラエルにパレスチナ国家を認めるよう求め、ヨルダン川西岸での入植活動を中止するよう訴えた。イスラエルとパレスチナ自治政府に「2国家共存」へ向けた交渉を再開するよう要請。パレスチナ自治区ガザの戦闘終結やイスラム組織ハマス ...
イスラエルに対しては「主権を持ち存続可能なパレスチナ国家を含む2国家解決への明確な公約を表明」するとともに、パレスチナ人に対する暴力を即時停止し、パレスチナ占領地における入植、併合活動などを全て停止することを求めている。
フランスのマクロン大統領が9月の国連総会でパレスチナを国家承認すると表明した。パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対するけん制だ。ガザでは支援物資の搬入が滞り、飢餓が広がる。日本政府も人道的見地から国家承認に踏み切るべきだ。