96歳の森田富美子さんは、91歳のとき初めて長崎での被爆体験を語り始め、現在約8.8万ものフォロワーを持っています。そんな富美子さんは、6月4日に娘の森田京子さんと共著で『わたくし96歳＃戦争反対』を出版。そんな富美子さんと京子さんが8月15日の終戦 ...

全国に離散した島民と子孫はいまだに帰島が認められていない。多くの日本人はその事実を知らない。日本固有の領土なのに、旧島民が自由に渡航できないのは、北方領土だけではないのだ。現在、居住を認められているのは、島内の基地に勤務する自衛官とその関係者だけだ。

動物愛護活動にも力を入れている俳優の杉本彩さん。杉本さんが注目するのは、日本よりも動物保護意識が高い、台湾で、今注目される「猫村」の保護の形。行政からの支援で、観光としての役割をルールを作って徹底している点は、様々な学びがあるという。専門家のレポート ...

大阪市此花区で、212室を有する巨大民泊マンション「THE ...

走っても走っても、ビルなどの建物が密集する無機的な風景が、東武スカイツリーラインの車窓の向こうに延々と広がっている。しかし、都内から埼玉方面に向かう電車に揺られる私の脳裏には、まったく別の景色が浮かんでいた。

黒田日銀の下で10年にわたって続けられた「異次元緩和」は、日本の財政運営に大きなゆがみをもたらした。トランプ政権の関税政策などに象徴されるように、不確実性が高まる世界経済の中で、果たして日本の財政の行方はどうなるのか。遅まきながら金利上昇局面に入った ...

私がある山間部の伝統的な葬儀や墓を調べたとき、その地域では、葬式は死者の家に親戚が集まっておこない、その後、墓まで葬列を組んでご遺体を運ぶとき、鐘が村中に響き渡って、それを合図に村人は農作業をやめ、葬列に参加したという話を聞いた。

「死に向き合う」という普遍的な事柄を、「父の死」という個人的な体験から描いたエッセイ集『星になっても』が、共感と感動の声を呼んでいます。『群像』8月号に掲載された、長島有里枝さんによる書評「忘れたくない悲しみを乗り越える」を特別にお届けします。

大阪で民泊マンションの建設が進む中、住民からの不満が高まっている。特に中央区島之内では、騒音やゴミ問題が増加し、約2万2000人の署名が集まった。民泊の急増は中国系事業者によるもので、運営の収益性の高さが背景にある。住民は地域の静けさを脅かす民泊に対 ...