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全国厚板シヤリング工業組合がまとめた5月の鋼板流通調査によると、厚中板切断量は前月比506トン、0・5%減の10万5282トンと減少、出荷量は同680トン、0・5%増の13万1801トンと増えた。切断量は2カ月連続の減に対し、出荷量は2カ月ぶり増。切 ...
中国の1―6月合計の粗鋼生産量は5億1483万トンと年率10億トン強の高水準となった。前年同期比3・0%減少したが、5年連続で上半期に5億トンを超えた。不動産・インフラ整備など建設分野の需要は低迷しているが、収益や市場シェア維持などを理由にメーカーが ...
浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた6月の景況実感調査(対象=142社、回答率94・4%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は44・7%となった。前の月から9・7ポイント低下したものの、「改善」や「 ...
静岡県東部の有力鋼材特約店、日弘商会(本社=静岡県沼津市、池上賢人社長)は、第3工場(沼津市足高尾上)に併設する事務所を改装し、5月から新たな事務拠点として活用を開始した。旧事務所が手狭になったことを受け、増員対応や業務分散を図ることが目的。
アルテミラグループで高純度アルミ電解箔などを手掛ける堺アルミ(本社=堺市堺区、細井隆広社長)は、AIデータセンターサーバー向けの電解コンデンサー用の高純度アルミ箔が好調だ。生成AIの進展によるデータセンター設備の新設・増設を背景に、高圧用途のコンデン ...
電線・ケーブルや樹脂製の機械部品の開発・製造を手掛けるイグス(本社=ドイツ、東京本社=東京都墨田区、吉田剛社長)は、ケーブル保護管「e―loop(イー・ループ)」の新たな需要の開拓に注力する。寒さや汚れといった過酷な環境に強いほか、ケーブルを衝撃から ...
関東地区細物異形棒鋼メーカー、城南製鋼所(本社=埼玉県川口市、澤貴至社長)は検収精度のバラつきを解消し、製鋼・圧延の歩留まり改善などを図るため、本社工場に中国・用友網絡科技(用友)の鉄スクラップAI判定システムを導入する。東京貿易マテリアル(本社=東 ...
JFEスチールは中長期の人財戦略の一環として、日本の生産年齢人口の減少を上回る生産性向上を進める方針だ。DXを推進して2035年までに最低でも24年比8・5%の生産性向上を目指す。従来のコスト削減のための人員減とは異なり、将来的に人員不足によって操業維持が困難になる可能性があると危機感を強め、生産性向上を事業の継続性を確保するための経営の重要課題として推進する。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早 ...
大手コイルセンターの根津鋼材(本社=東京都荒川区、根津訓光社長)はこのほど、商社や問屋向けにコイルセンター(CC)賃加工の加工依頼システムを開発し、6月から運用を開始した。システム上で母材搬入や加工、出荷などの依頼が可能となり、加工や配達の状況もリアルタイムで確認できる。加工報告書や納品書を電子データで自動発行する機能も備え、加工依頼業務の効率化やペーパーレス化を実現し、利用者のデジタルトランスフ ...
大手コイルセンターのマテックス(本社=東京都台東区、新井憲明社長)は来春、栃木工場(栃木県佐野市)の大型レベラーラインを全面更新する。基礎から造り直し、最新鋭の設備を導入する計画で、平坦度や寸法精度の向上を図る。基礎工事を含めた総投資額は約4億円。全自動シャーリング機の更新も計画しており、長期的に安定した生産体制を再構築する狙いだ。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナン ...
アルテミラグループでアルミ圧延事業を手掛けるMAアルミニウム(本社=静岡県裾野市、丸山茂樹社長)は15日、静岡県小山町にあるアルミ缶リサイクルプラントのUBC(使用済みアルミ缶)の処理能力を約15%増強すると発表した。約5億円を投じ、UBC解砕機と焙 ...
金属材料販売・加工のキタキン(本社=長野県箕輪町、北田信明社長)は、センターレス加工(研磨)拠点の飯田工場(長野県飯田市)を増設する。近隣の土地・建物を6月末に取得。第2工場として顧客から預かっている材料の置場にするほかセンターレス以外の加工も行う。