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2025年08月12日 デイリー版2面 内航/フェリー 新日本海フェリー、「けやき」11月14日就航。特設サイトも開設 新日本海フェリーは7日、舞鶴(京都府)―小樽(北海道)航路に投入する新造船「けやき」(約1万4300総トン)の就航日を11月14日小樽発舞鶴行きに決定するとともに、同船の詳細情報を ...
井本商運や鈴与海運など内航コンテナ輸送に携わる内航事業者6社は、8月1日付で日本内航コンテナ船協会を設立した。協会の会長に就任した井本商運の井本隆之社長はこのほど本紙の取材に応じ、「内航海運の中で内航コンテナ輸送は極めてニッチな世界。世間にしっかりその存在をアピールしていくため内航コンテナに特化した団体を立ち上げた」と語る。その上で井本会長は「物流の24年問題もあって内航海運へのモーダルシフトに注 ...
国土交通省は7月22日、港湾統計月報2024年6月分を発表した。6月のコンテナ個数の合計は、前年同月比0.3%増の183万6079TEUだった。このうち外貿コンテナは、1%増の145万8942TEU(輸出74万1760TEU、輸入71万7182TEU)、内貿コンテナは、2%減の37万7137TEU(移出18万6444TEU、移入19万693TEU)だった。… 続きはログインしてください。
バイオ燃料の製造・販売を手掛ける日本植物燃料(NBF社)が取り組む、モザンビークでのジャトロファ(落葉低木)由来のバイオ燃料サプライチェーン(SC)構築事業化調査(FS)への共同参画を決めた栗林商船。共同参画を通じ、自社グループ運航船でのバイオ燃料の安定的な確保を図る。内航海運業界全体でのバイオ燃料の普及に向けた機運醸成の役割を果たすことも目指す。モザンビークの農業などの産業振興への貢献という視… ...
清水港を拠点に事業を展開する天野回漕店。創業から200年を超える歴史ある物流会社の社長として今年2月に就任した茂津目敦氏は、新規顧客の開拓や倉庫への投資に意欲を示す。また質の高いサービスを提供するため、働きがいのある職場づくりにも力を入れる方針だ。(聞き手 神農達也)■人材育成・DX推進 ――社長として改めて抱負を。「当社はサービス業であり、まずは感謝の気持ちを持って何事に… ...
名村造船所が7日発表した2025年4―6月期連結決算は経常利益が前年同期比40%減の59億円となった。新造船事業で売上高の平均為替レートが1ドル=145・36円と前年同期比10円の円高だったことに加え、インフレによる材料費や人件費の高騰が響いた。新造船受注面では期中に大型バルカー4隻、ハンディサイズバルカー1隻を成約した。売上高は8%減の364億円、営業利益は33%減の57億円、純利益は5… ...
◇日本トランスシティ 経常利益は前年同期比2%増の25億円。持ち分法による投資利益や為替差益は減少したものの、自動車部品専用センターの安定稼働や、医療介護用食品専用センター、タイ現地法人の新倉庫など、新たな施設の稼働が寄与して増収増益だった。売上高は2%増の310億円、営業利益は12%増の21億円。純利益は投資有価証券売却益の減少で0・1%減の16億円だった。セグメント別では、総合物流事業… ...
独ハパックロイド傘下で港湾運営を担うハンゼアティック・グローバル・ターミナルズ(HGT)は1日、同日付で南米地域を統括する新会社を発足させたと発表した。チリ・サンティアゴに初の地域本部を構え、南北米州地域のハブ機能を担う。HGTにとって地域拠点の設置とブランド展開は初の試み。新会社の名称は、「ハンゼアティック・グローバル・ターミナルズ・ラテンアメリカ(HGTラテンアメリカ)」。傘下に港湾業… ...
横浜市港湾局によると、横浜港の4月の外貿コンテナ取扱個数(速報値、空コンテナ含む)は前年同月比3%増の24万1070TEUだった。3カ月ぶりの増加。輸出は2%増の13万1222TEUで、輸入は5%増の10万9849TEUだった。7月30日に発表した。主要の国・地域別の動向は、輸出は首位中国10%増、メキシコ6%減、韓国12%減、台湾13%増、タイ11%減。輸入は首位中国13%増、米国18%… 続き ...
三井E&Sの2025年4―6月期連結決算は、営業利益が88億円と前年同期比2・1倍に膨らんだ。主力の舶用推進システム事業、物流システム事業の損益改善が寄与した。前年同期と比べて関係会社株式売却益が減少したことなどで、純利益は75%減の72億円にとどまった。売上高は16%増の811億円で、このうち舶用推進システム事業は2元燃料(DF)エンジンの引き渡し台数増加などで16%増の380億円となっ… ...
クボタは、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が実施する2025年度「ロジスティクス大賞」で、社会性特別賞に選ばれた。同社が主導した東京港でのオフピーク輸送トライアルが、民間企業同士の連携で輸送時間帯の平準化とドライバー負荷の軽減を実現しようとした先駆的取り組みであるとして、高く評価された。この輸送トライアルでは、東京港の混雑を回避する夜間輸送や午前中の搬出入へのシフトにより、待機時… 続き ...
◇澁澤倉庫 経常利益は前年同期比15%減の14億円。陸上運送業務の好調で増収も人件費や作業費、新設拠点にかかる減価償却費の増加が利益を圧迫した。売上高は3%増の200億円、営業利益が20%減の10億円。政策保有株式の売却益の増加で純利益が12%増の18億円。セグメント別では、物流事業が3%増収、営業利益11%減の8億7800万円。業務別売上高は、港湾運送が2%増収、陸上運送が5%増収、国際… ...