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日本海事協会(NK)は8日、国際民間航空機関(ICAO)から承認を得ていた「持続可能な航空燃料(SAF)認証スキーム(ClassNK SCS)」が、国内関係機関の体制整備を受け、アジアで初めて運用を開始したと発表した。これまでSAF認証スキームは海外機関が運営するものに限られていたが、今後SAF製造事業者は日本の機関による国内の法令、実情を踏まえた迅速なSAFの認証取得が可能となる。国際航… ...
日本内航コンテナ船協会の井本隆之会長の発言要旨は次の通り。団体設立の動きは年明けから。鈴与海運さんに団体を一緒に設立しようと声掛けし、賛同いただいた。その上で、内航コンテナ輸送を手掛ける事業会社さんに呼び掛け、今回の団体発足となった。発足メンバーの6社はいずれも日本内航海運組合総連合会(内航総連)に加盟している。ただ、内航業界の中で内航コンテナ輸送は極めてニッチな世界。内航総連として… ...
新日本海フェリーは7日、舞鶴(京都府)―小樽(北海道)航路に投入する新造船「けやき」(約1万4300総トン)の就航日を11月14日小樽発舞鶴行きに決定するとともに、同船の詳細情報を紹介する特設サイトを開設したと発表した。新造船「けやき」は京都・歴史がコンセプト。「上品で優雅、そして温かみのある船内デザインを追求した」(同社)という。コース料理を提供するグリルレストラン「大江山」、2層吹き抜… ...
◇セイノーホールディングス 経常利益は前年同期比41%増の98億円。MDロジスの連結効果に加え、輸送事業の特積みが伸びて増収増益となった。売上高は21%増の1995億円、営業利益は41%増の92億円。純利益は77%増の56億円だった。セグメント別では、輸送事業が29%増収、営業利益75%増の62億円。新規連結となったMDロジスの増収効果があったほか、主力の特積み事業で高重量帯を中心に適正運… ...
2日 モーターボートディ・ディ・ディ(1・7)被引ウェイクサーファー負傷、阪本、熊谷 11日 漁船徳丸(2・5)乗り揚げ、桐井、大野 17日 漁船みどり丸(4・54)漁船海峡(0・7)衝突、岩﨑、熊谷 24日 漁船徹丸(4・9)貨物船パシフィックホープ(17009)衝突、岩﨑、大野… 続きはログインしてください。
栗林商船が8日発表した2025年4―6月期連結決算は、経常利益が前年同期比24%増の7億2100万円だった。主力の海運事業は、モーダルシフトに伴う底堅い需要や、大宗貨物のほか雑貨、商品車両の堅調な輸送もあり、好調だった。売上高は3%増の131億円。営業利益が5%減の3億5600万円、純利益は7%増の3億4600万円だった。海運事業は、売上高が3%増の123億円、営業利益が3%増の4億… ...
日本舶用工業会は、東京海洋大学海洋工学部からの依頼を受け、同大・越中島キャンパス(東京都江東区)での同学部主催のオープンキャンパスに参加した。日舶工は2013年度から海洋大のオープンキャンパスに参加しており、今回15回目となる。オープンキャンパスは7月27日に開催。当日は「キャリアコンパス~将来の仕事を見てみよう」と題した講演会で、他団体と共に日舶工事務局が業界の概要や、製品の紹介などを行… ...
デンマーク海運大手のマースクは7日、2025年通期の利益見通しを上方修正した。EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は従来予想の60億―90億ドル(約8800億―1兆3300億円)から80億―95億ドル、EBIT(利払い・税引き前利益)はゼロ―30億ドルから20億―35億ドルにそれぞれ引き上げた。同日発表した4―6月期業績は主力のオーシャン(海運)事業が減益に転じたが、1―6月期(上期)では… ...
◇近鉄グループホールディングス 国際物流事業は売上高が前年同期比3%減の1826億円、営業利益が43%減の6億4800万円。4月のシステム障害に伴う影響や欧州市場の低迷が響いて減収減益だった。輸送モード別の売上高は航空貨物が0・5%減の626億円、海上貨物が1%増の560億円、ロジスティクスが11%減の524億円。物量は航空輸出が6%増の13万トン、海上輸出が0・2%減の18万2000TE… ...
舶用燃料供給を手掛ける山陽オイル(本社・広島市)はこのほど、2022年4月からバイオ燃料混合燃料で航行していたバンカー(燃料供給)船「ぐろーばる6」のエンジン開放検査を実施し、異常がなかったことを確認した。「ぐろーばる6」は22年4月竣工のバンカー船。開始当初はA重油にバイオ燃料を7%混合し、3カ月後の22年7月から混合率を30%に引き上げた。バイオ燃料は、環境低負荷な燃料開発・販売… ...
西日本鉄道国際物流事業本部の7月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比13%増の3996トンと6カ月連続で前年同月を上回った。自動車関連のスポットで米州向けが大きく伸びたほか、半導体関連の好調でアジア向けも1割増えた。方面別で見ると、TC1(米州)が84%増の807トン、TC2(欧州)が30%減の378トン、TC3が10%増の2811トン。TC1は5カ月連続の増加。自動車関連のスポッ… ...
◇日新 経常利益は前年同期比19%増の27億円。日本で海上貨物の取り扱いが堅調に推移。航空貨物も回復基調が続いた。売上高は1%増の477億円、営業利益は24%増の24億円。純利益は株式公開買い付け(TOB)関連費用の計上や、前年同期に投資有価証券の売却益があった反動で75%減の14億円だった。セグメント別では物流事業が3%増収、営業利益が43%増の22億円。日本は海上貨物の輸出で自動車や機… ...