埼玉県ふじみ野市で在宅医療を行っていた医師の鈴木純一氏(当時44歳)を散弾銃で撃って死亡させたなどとして殺人などの罪に問われた渡辺宏被告の控訴審判決公判が3月11日にあり、東京高裁(石井俊和裁判長)は無期懲役の一審判決を支持して被告側の控訴を棄却した。被告側は一審に続き殺意を否定していた。
日本医師会常任理事の長島公之氏は3月9日、2024年度日本医師会医療情報システム協議会「災害かつ再生に役立つ医療DX ―DX推進の現状・課題・展望」で、国が整備を進める「全国医療情報プラットフォーム(PF)」について「PFは二次利用しやすい形ではあるが、ありきではない」と強調した。
米国の全50州およびコロンビア特別区の出生証明書および米国国勢調査のデータ(2012-23年)を用いて、人工妊娠中絶禁止法と出生率の変化との関連に見られる州および女性の特性による異質性を検討。主要評価項目は、全体およびサブグループ別の出生率[生殖可能年齢(15-44歳)の女性1000例当たり出生数と定義]とした。 その結果、全面的または妊娠6週以降の妊娠中絶を禁止している14州での女性1000例当 ...
自由奔放に音楽やスポーツを楽しんでいた少年は、「歯科医はダメだ」の父の一言で医学部を目指します。苦節4年の浪人生活を経て金沢医科大へ。大学実習では小児科医や救急隊員のプロ意識に感動し……。卒業大学別に先生方をリレーインタビューする本企画。金沢医科大学3人目は、放射線診断専門医の中島健人先生です。第1回目は、少年時代から大学生活までのお話をうかがいます。
2025年から太陽光発電を始めても、まだ元が取れるのか気になる人は多いのではないでしょうか。「売電単価が15円に下がったから、今から始めるのは遅い?」「太陽光発電を付けると、撤去や修理の費用が面倒なのでは?」と言う人もいますが、それは大間違いです。これを言っているのは、太陽光発電について知らない人だけ。ちゃんと知っている人は太陽光パネルを選び、良い載せ方をして、しっかり元を取っています。今回は、実 ...
今月は医師の先生がたからお寄せいただいた受験エピソードを漫画化してご紹介します。行き詰まったとき、いったんその場から離れるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。脳をリフレッシュさせた結果、新たなアイデアが浮かんでくるというのは勉強も同様ですね。
6つの病院団体が合同で行った「2024年度診療報酬改定後の病院経営状況」の調査結果が3月10日に公表され、経常利益で赤字の病院は2023年度の50.8%から61.2%に拡大し、全体の経常利益率はマイナス3.3%、赤字病院に限るとマイナス7.4%だった。6団体は「ご存じですか?あなたの街の病院がいま危機的状況なのを!!このままではある日突然、病院がなくなります」などと経営危機を訴え、「物価・賃金の上 ...
皆さんは、今の職場で働き続けたいですか?――医師の転職事情について調査した結果をご紹介している本企画。今回は、「退職するまで現在の職場で働きたい」と回答した方にその理由をおうかがいしました。医師ライターの滝沢 篤志がご紹介します。
厚生労働省が2024年12月に公表した「医師偏在の是正に向けた総合的な対策パッケージ」では、「診療科偏在の是正に向けた取組」として、 (1)新たな地域医療構想等を通じた一定の医療の集約化を図りつつ、女性医師・男性医師を問わず、必要とされる分野が若手医師から選ばれるための環境づくり等、処遇改善に向けた必要な支援を実施する (2)外科医師が比較的長時間の労働に従事している等の業務負担への配慮・支援等の ...
日本医療機能評価機構はこのほど、患者に無線式送信機を装着したが、セントラルモニタに 送信器番号を登録しなかったため、生体情報がセントラルモニタに表示されていなかった事例が2020年1月1日024年12月31日に7件報告されているとし、医療安全情報を発し、注意喚起した。登録したと思い込んだ事例、装着後に別の業務に追われ登録を失念したため、朝になって病室で患者が心停止している状態に気づくなどした事例が ...
大学卒業後、すぐに大学院へ進み、教授の配慮で充実した臨床研修を行った医師1年目。忘れがたいのは、救えなかった患者と家族の顔。そんなある日、教授から医系技官の道を示唆され…。卒業大学別に先生方をリレーインタビューする本企画。秋田大学7人目は、厚生労働省危機管理・医務技術総括審議官の佐々木昌弘先生です。第2回目は、臨床研修での思い出と、厚生省入省後のお仕事についてうかがいます。
医療現場で深刻化するカスタマーハラスメント(カスハラ)は、医師やスタッフの心身に大きなストレスを与えています。カスハラを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか? 関西大学社会学部の池内裕美教授に聞く第2回目では、具体的なカスハラの未然防止策やタイプ別対応策、避けたいNGワードなどを紹介します。