ニュース

浜松医科大学は6月19日、子宮頸がんの早期発見に欠かせない細胞診を支える現場のために、革新的なAIモデル「CYTOLONE(サイトロン)」を開発したと発表した。今回の研究は、同大大学院医学系研究科光医工学共同専攻(博士後期課程)の栗田佑希大学院生(再 ...
LGMDR1は、四肢の近位筋の筋力低下を特徴とする、10万人に約2人の割合で発症する難病である。患者の多くは思春期以降に発症し、徐々に筋力の低下が進行して、30歳前後に車椅子を必要とすることが知られている。これまでに根治的な治療法は確立されていない。
神戸大学は6月12日、「 次世代染色体工学 」と呼ばれる新しいゲノム操作法を確立し、自閉症の原因となるあらゆるゲノム変異の細胞モデルを作製することに成功したと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科の野村淳学内講師(現:客員准教授)、内匠透教授(現 ...
順天堂大学は6月12日、日本人高齢サルコペニア患者の腸内細菌叢の特徴について解析し、その結果を発表した。この研究は、同大大学院医学系研究科の浅岡大介教授、大草敏史特任教授、佐藤信紘特任教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Nutrients」 ...
筑波大学は6月18日、閉鎖空間内の長期共同生活では、仕事とプライベートの境界が曖昧になることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学医療系の笹原信一朗教授、同大大学院人間総合科学学術院医学学位プログラム4年の三垣和歌子氏らの研究グループによるも ...
日本において、乳がんは増加し続けている。女性の9人に1人が一生涯のうちに罹患するとされ、再発または転移により死亡する患者の数も増え続けている。転移性乳がんは、一般的にホルモン療法や抗がん剤などの薬物療法で治療されるが、治療を重ねるとがん細胞はやがて薬 ...
QLifePro医療ニュース 特集 早期がんから進行がんまで、 手術×免疫×AI時代の肺がん治療 いま、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の効果予測にもとづく、がん免疫療... 2023年07月27日 AM11:00 呼吸器外科医が目指すべき医学、 医療への貢献と未来像 これは呼吸器外科医のみならず全ての医師に ...
悪夢に関しては、「死ぬほど怖い」という表現が当てはまる可能性があるようだ。悪夢を頻繁に見る人は生物学的年齢が進んでおり、早死にするリスクが約3倍高まることが、新たな研究で明らかにされた。この研究結果は、英インペリアル・カレッジ・ロンドン(UCL)の神 ...
DCTの普及が見込まれ、被験者の近隣に位置する医療機関のみならず、薬局での治験薬交付を認める方向で検討が進んでいる。これまでのGCP省令は「治験薬を治験依頼者の責任のもと実施医療機関に交付しなければならない」と規定され、院内処方しか認められていなかった。欧州は一部の国を除き、治験依頼者から薬局を経由した治験薬交付を認めている。
厚労省は、現状を踏まえた電子処方箋の新目標について、医療機関における電子処方箋導入には電子カルテが導入されていることが重要として、電子カルテ共有サービスと一体的な導入を進め、患者の医療情報を共有するための電子カルテを整備する全ての医療機関への導入を目指すとした。