【メキシコシティ=市原朋大】メキシコのエブラルド経済相は13日の記者会見で「メキシコは米国と緊密に統合されており、ある種の例外性がある」と述べた。トランプ米大統領がいったん表明した25%関税は4月2日まで一部が猶予されており、完全撤回に向けた対米交渉に自信を見せた。トランプ政権は25%関税を4日にいったん発動させた後、自由貿易協定の米国・メキシコ・カナダ協定（USMCA）に適合する製品について

[メキシコ市 １３日 ロイター] - メキシコのエブラルド経済相は１３日、トランプ米政権がメキシコに対して４月２日から貿易相手国と同水準まで関税率を引き上げる「相互関税」を発動すると表明していることに関して、米国と集中的な協議を行っていると述べた。 エブラルド氏は定例記者会見で、米関税の標的となっている他国と比べて「より良い状況」で４月２日を迎えられることを望んでいると述べ、協議の進展に期待をにじ