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石破総理大臣は、カナダで開かれたG7サミットの閉幕にあたって記者会見し、G7が結束してイスラエルとイランの緊張緩和を求める共同声明を発表したことは大きな成果だと強調しました。また、アメリカの関税措置をめぐっては、国益を守りながら、双方にとって利益とな ...
トランプ氏はカナダのカーニー首相とともに演説し、2014年のロシアによるクリミア併合後に主要8カ国(G8)からロシアを除外したのは間違いだったと指摘。(ロシアの)プーチン大統領が排除されなければ、ロシアが22年にウクライナに侵攻することはなかったと主 ...
G7サミット=主要7か国首脳会議が日本時間の17日未明にカナダで開幕します。アメリカのトランプ大統領による関税措置や中東情勢、それに、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻などについてどのような議論が行われるのか、注目されます。
6月16日、主要7カ国(G7)は遅くに声明を発表し、イスラエルへの支持を表明した上で、イランを中東の不安定要因だとして、中東地域の平和と安定を呼びかけた。写真はイスラエルのネタニヤフ首相、エルサレムで11日撮影(2025年 ロイター/Ronen ...
結束の確認より決裂回避に腐心しなければならなかった。国際秩序を擁護する力の陰りが隠せない。組織は存立の基盤が揺らいでいる。先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、包括的な首脳宣言や首脳声明(コミュニケ) ...
50年の節目を迎えた先進7カ国首脳会議( G7 サミット)は、結束の揺らぎを露呈する結果に終わった。このままではサミットの存在意義が失われかねない。まず注目されたのは、 イスラエル とイランの戦闘を受けた中東 ...
2022年にロシアによる全面侵攻が始まって以来、結束してウクライナの自衛を支えることは常にG7の最重要事項だった。昨年のサミットでは、さまざまな国際課題を網羅する首脳宣言の筆頭項目に「ウクライナへの確固たる支援」を掲げ、ロシアの凍結資産を活用したウク ...
米国のドナルド・トランプ大統領は、イスラエルとイランの衝突激化を理由に、16日(現地時間)夜にカナダで開催中の主要7カ国首脳会議(G7サミット)から帰国することにした。
米以外の国の外交力低迷も深刻だ。トランプ1期目当時と違い、欧州には当時の メルケル独首相 ほどの指導者がいない。欧州でも「自国第一」の勢力が伸び、米国の説得に動く余力がない。英国、カナダ、日本は、対米 関税 交渉に窮しているのが実情だ。
【カナナスキス(カナダ西部)=八十島綾平】主要7カ国首脳会議(G7サミット)は17日、参加国の首脳間の個別会談を中心に2日目の日程をこなした。本来は米国との関税交渉の進展が見込まれたが、トランプ米大統領は初日に帰国し、各国首脳は取り残された格好となっ ...
決裂を恐れるあまり重要な課題で正面衝突を避け、協調を取り繕った――。カナダで開かれた今年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)はこう総括できる。トランプ米大統領の復帰で各国が当然視してきた価値観も共有しにくくなった。発足50年を迎えるG7の変質は、日本 ...