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西アフリカのセネガルといえば美食の国。人口の多数を占めるウォロフ族と、旧宗主国であったフランスからの影響を融合させた絶品料理の中でもぜひ味わいたいのが「チェブジェン」と「スープカンジャ」だ。
ホタルは、南極を除くすべての大陸に生息し、2600種以上が知られている。しかし、保全状況が評価されているのは、わずか150種(全体の7%以下)にすぎず、そのうち20%は既に絶滅の危機に瀕している。国際自然保護連合(IUCN)のホタル専門家グループを共 ...
中米パナマの沖にあるヒカロンという小さな島で、ノドジロオマキザル(Cebus capucinus imitator)のあるオスが、穏やかならぬ行動を流行らせているようだ。顔の傷から「ジョーカー」と名付けられたこのサルと仲間のオスザルが、マントホエザル ...
古代ローマの闘技場で剣闘士(グラディエーター)がライオンと戦っている場面は、モザイク画や彫刻などによく描かれ、いくつかの古代文献にも書かれている。しかし、実際にそのような戦いがあったことを示す物的証拠はこれまでほとんど見つかっていなかった。ところが、 ...
「呼吸法は、神経系を落ち着かせ、心身の回復力を高める、最も単純で効果的なツールの1つです」と、英ブライトン&サセックス医科大学の呼吸法研究室のガイ・フィンチャム氏は言う。「けれどもごく身近なものであるがゆえに、その威力は過小評価されがちです」。氏は2 ...
侵入の目的ははっきりしないが、成長中の赤ちゃんに危害を加えるつもりはないようだ。この「虫」は助産師のような役割を果たしていると、米カリフォルニア州立大学モントレーベイ校の海洋生物学講師ルー・ザイドバーグ氏は述べている。
驚くべきことに、食虫植物のハエトリグサのような装置を腹部に持つ寄生バチの化石が見つかった。研究チームが9900万年前の琥珀(こはく)に閉じ込められていた十数匹のハチを調べたところ、おそらくこの装置で捕らえた獲物に卵を産み付け、卵を育てさせていたという ...
アリの体を食い破る映像などをきっかけに、ポップカルチャーにも登場する悪名高き「ゾンビ菌」だが、今その評判が見直されようとしている。デンマーク、コペンハーゲン大学デンマーク自然史博物館の菌類学者ジョアン・アラウージョ氏は、謎に包まれた寄生菌について解明 ...
アラスカ州の火山から噴出される火山灰は航空機に重大な危険をもたらす。エンジンに入った火山灰が急速に溶けて停止させる可能性があるためだ。つまり、スパー山が噴火した場合、すべての航空機を迂回(うかい)させるだけでなく、発着便が多いアンカレジの国際空港を閉 ...
2022年のノーベル賞受賞に象徴されるように、いま古代のヒトのDNAの研究が盛んに行われており、新しい事実が次々と明らかになっている。そこで、古代の日本列島に住んでいた人たちについて知りたくて、2025年春に国立科学博物館で開かれている特別展「古代D ...
「永遠の都」と呼ばれる、イタリアの都市ローマ。しかし、その教皇は限りある命を持つ人間だ。過去1961年間にわたって、亡くなった266人の教皇のほとんどは、市内の納骨堂やカタコンブ(地下墓地)、街の周囲の墓に埋葬されてきた。