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果物や日本酒、生牡蠣、生しらす……。冷凍に不向きとされた食材を、味を落とさず「冷凍食品」にする国産冷凍機「凍眠」。横浜のメーカー・テクニカンが1984年に開発した液体冷凍機だ。当初はほとんど売れず、1.6億円の借金を抱えたが、販売開始から30年後に“遅咲きのヒット商品”となる。開発者・山田義夫社長に、フリーライターの弓橋紗耶さんが軌跡を聞いた――。