日本鉄鋼連盟が17日に発表した用途別受注統計によると、1月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は前年同月比3・2%減の276万9000トンと8カ月連続減少した。自動車用は海外での日系車販売の不振が響き13カ月連続減少。造船は2桁増えて製造業用を支えたが、依然 ...
鋼管流通大手の扶桑鋼管は、4月1日付で江村伸一社長(68)が同社グループCEOと扶桑鋼管の代表取締役会長兼CEOに就任し、赤阪太郎副社長(64)が取締役社長兼COOに就くと発表した。
三菱マテリアルは17日、3月積み鉛建値をトン9000円高の37万2000円に改定したと発表した。指標となるロンドン金属取引所(LME)鉛相場が堅調に推移し、為替も円安ドル高に振れたことを反映。月内推定平均は36万6600円になった。
共英製鋼は17日、ベトナム南部拠点のビナ・キョウエイ・スチール(VKS)社が製造する建設用鋼材(異形棒鋼、丸鋼、線材)について、環境負荷の透明性を示す国際認証の「EPD(環境製品宣言)」を取得したと発表した。同社グループのベトナム拠点がEPDを取得す ...
豊田通商は14日、同社グループの豊田通商アメリカ(TAI)を通じて、北米の大手リサイクル企業のラディウスリサイクリング(本社=米国オレゴン州)の株式を100%取得することで合意し、合併契約を締結したと発表した。北米における鉄・非鉄スクラップや使用済み ...
神戸製鋼所は14日、2025年4月出荷分から鉄粉製品のベース価格をトン当たり1万円引き上げると発表した。諸コスト上昇分の転嫁と、再生産可能な利益水準を確保することが目的。対象は鉄粉製品の全明細(国内、海外向け)。同社による鉄粉製品のベース価格改定は2 ...
日本製鉄は14日、本社でGX(グリーントランスフォーメーション)説明会を開催し、折橋英治常務執行役員グリーン・トランスフォーメーション推進本部長らが出席、現在までのGX戦略の進捗、課題、今後の方向性などを解説した。技術開発の充実化、加速化を図り、設備 ...
【武漢13日=玉光宏】日本鉄鋼連盟と中国鋼鉄工業協会(CISA)が13日に湖北省武漢市で開催した第15回日中鉄鋼業環境保全・省エネ専門家交流会後の記者会見で、CISAの姜維副会長はグリーンスチールの価格転嫁について「自動車や不動産企業などがグリーン製 ...
コバルトの国際相場が反発した。指標となる欧州価格(純度99・3%以上)はポンド12・3ドル前後となり、直近安値から23%アップ。2月は22年ぶりに10ドルを割ったが、春節明けの中国価格上昇に引っ張られた。低迷が続くリチウムイオン電池向け市況などにも底 ...
鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は14日開催の会議後に鉄鋼需要について「前月とさほど変わらず、各種統計もマイナスが続き芳しくない。輸入鋼材の入着は対前月で減少したが水準は依然高位だ」との見解を示した。米国の通商措置に触れ、「鉄鋼製品は12 ...
関東地区のステンレス流通の間で、条鋼の切断賃を一律から鋼種ごとに見直す動きが広がっている。一部流通は先月から、SUS304などの汎用鋼に比べて硬い「難削材」の切断賃を最大で2倍前後とすることを打ち出しており、今月に入ってからは大手流通が追随し始めるな ...
浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた2月の景況実感調査(対象=143社、回答率94・4%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は前月比4・9ポイント上昇の42・5%となった。「改善」や「横ばい」を上回 ...
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