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国会では、法案審議の他に、議員の提示した課題に対して政府が見解を明らかにする質疑が行われている。今年1月に開会した通常国会のうち、教育関係の一般質疑の模様を紹介していく。3月12日の衆議院文部科学委員会では、学習指導要領の内容縮減をめぐる質疑があった。 亀井亜希子議員(立憲) 私が今回文部科学委員会に来た理由というのは二つありまして、一つは、教職員の現場のいわゆる労働環境が非常に過酷で問題があると ...
パネルディスカッション〈探究パート〉の様子。左から鶴田氏、加藤氏、辻氏 日本公認会計士協会は3月29日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷私学会館で「jicpa会計教育シンポジウム2025」(協力=日本教育新聞社)を開催した。テーマは「探究学習を深める会計リテラシー~社会科での実践を踏まえて~」と設定。中学校社会科や高等学校公民科での「会計」に関わる授業実践の知見を踏まえつつ、総合的な学習(探究) ...
日本語指導の目指す資質・能力の設定を文科省有識者会議 外国人児童・生徒への教育の充実策を議論する文科省の有識者会議は25日、会合を開き、次期学習指導要領に向けて、今後の日本語指導の在り方を意見交換した。委員の意見発表では、日本語の習得のみに偏らず、目指… 2025年4月 ...
外国人児童・生徒への教育の充実策を議論する文科省の有識者会議は25日、会合を開き、次期学習指導要領に向けて、今後の日本語指導の在り方を意見交換した。委員の意見発表では、日本語の習得のみに偏らず、目指す子ども像や、どのような資質・能力を育成したいかを示す必要があるなどとする意見が出た。 学習指導要領の改訂に向けては、多様な児童・生徒を包摂する柔軟な教育課程の実現が論点となっている。日本語指導のための ...
今国会で審議中の法案をめぐり、一橋大学の田中宏名誉教授らが呼びかけ人となって、教諭の上に新しい職として「主務教諭」を設けるよりも、外国籍の教員を「常勤講師」でなく、「教諭」として任用することを優先するよう求める緊急声明をまとめた。日本国籍を持たない人は多くの自治体で教諭としては任用されていない現状から、主務教諭への任用も難しく、教員全体の処遇改善の枠から外れることを問題視した。 この声明は28日に ...
民間調査 新大学1年生の9人に1人が、興味ある業界に「教育」を挙げていることが、学習管理アプリ運営のスタディプラス(東京・千代田区)の調査で分かった。2番目に高い割合で、1番は「医療・福祉」だった。... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年4月 ...
京都ノートルダム女子大学(京都市左京区)は本年度から、学生募集を停止する。25日付のウェブサイトで公表した。それによると、近年は入学者数が定員を下回る状況が続いていた。本年度、入学した学生が最後の学年となる。 同大学は現代教育学部に、こども教育学科を設置。小学校、幼稚園の教員などを世に送り出してきた。学長には、中央教育審議会で副会長を務めるなどした梶田叡一氏を迎えた時期がある。 一方、ノートルダム ...
大谷翔平選手のように、海を渡り外国で力を付けようと考える人が珍しくない時代。子どもを伴って外国に赴くこともある。その場合の心配の一つは、海外の学校生活はどうなるか、日本とどう違うのかということだろう。また、留学を考えている人も実際の教育状況について情報を得ておきたいだろう。 本書は、11人の教育研究者等が、日本の他、ブラジル、スウェーデン、イギリス、ドイツ、フランスの教育制度や学校生活の実際につい ...
書名から想像できる通り、「日本の若者は自己肯定感が低い、何とかして高めないといけない」といった声に対し、そもそも自己肯定感とは何かを心理学の知見も踏まえて解説し、そんな声に惑わされてはいけないと説く。 例えば内閣府が国際比較に用いた意識調査では、「私は自分自身に満足している」という項目で自己肯定感が測定されているが、それは違うと指摘する。誰もが納得するだろう。 また、日本では、欧米のように自信たっ ...
異文化交流のイベントを企画した「SMANS」チーム 異文化共生などテーマに 7月、各地からの高校生3チームが出演 今月開幕した大阪・関西万博で7月末、高校生が世界に向けた提言を発信する。三菱みらい... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年4月 ...
気候変動の影響で2060~80年代には運動部活動の活動は暑さが原因で数カ月にわたって困難になる―。そんな予測結果が国立環境研究所と早稲田大学のチームによる研究で明らかになった。屋内運動場の整備や大会... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年4月 ...
「おてて絵本」で自分の考えた物語を話す様子 両手を開いて本の形作り自分で考えた物語を話す 横浜市中屋敷保育園 「子どもの思い、大人の願い、ともに輝き、未来を開く」を保育理念として、全ての子どもたち... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年4月 ...