ユニセフ(国連児童基金)と世界保健機関(WHO)が本日発表した新たな分析によると、2024年に欧州・中央アジア地域で報告されたはしかの症例数は12万7,350件に上り、2023年の2倍、1997年以降で最多の数となっています。ユニセフは、集団感染が発生している国の政府に対し、集団予防接種など緊急の対処をするよう呼び掛けています。
バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプで、重度の急性栄養不良により緊急に治療を必要とする子どもの数が、2025年2月に、昨年同月と比較して27%増加しました。ユニセフ(国連児童基金)は、悪化する状況が多くの幼い子どもを命にかかわる飢餓に陥れていると警鐘を鳴らしています。