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トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は15日、3年半続くロシアのウクライナ侵攻を巡って会談した。焦点だった停戦の合意には至らなかったが、会談後にプーチン氏と並んで会見したトランプ氏は「非常に生産的だった」と強調。ウクライナはロシアとの戦争を終わら ...
大国主導の停戦交渉が侵略国のペースで進み、侵攻された側の権利がないがしろにされることは許されない。  トランプ米大統領とプーチン露大統領が米アラスカ州で会談した。ロシアが2022年にウクライナ侵攻を始めて以来、対面の首脳会談は初めてだ。
【キーウ=共同】ロイター通信は16日、トランプ米大統領と欧州首脳らが電話協議で、ウクライナの「安全の保証」を巡り、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の集団防衛を定めた北大西洋条約第5条に類似したアイデアを協議したと報じた。ただ、ウクライナへの軍事的な ...
【アンカレジ=坂口幸裕、モスクワ=桑本太】トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は15日(日本時間16日)、米アラスカ州アンカレジで会談した。ロシアが侵略するウクライナの停戦で合意できなかった。協議は継続し、トランプ氏は対ロシア制裁の発動を当面見送 ...
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長、仏独伊英などの欧州の首脳は16日、15日の米ロ首脳会談を受けて共同声明を発表し、ウクライナへの支援を継続し、ロシアへの圧力を維持すると表明した。力による国境の変更はあってはならないと改めて表明した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、疑心を持ちながら15日の米ロ首脳会談を見詰めた。取引(ディール)に前のめりなトランプ米大統領は欧州にいさめられ、重要な問題は「ウクライナが決める」とボールを投げた。一方、ロシアのプーチン大統領は記者発表で、ウクライナ ...
米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領による15日(日本時間16日早朝)の会談では、ロシアによるウクライナ侵攻の停戦に向けた成果が示されることはなかった。一方で、両首脳は良好な関係をアピール。対露圧力を弱めたかったロシアの外交的な勝利との見方が ...
ウクライナのゼレンスキー大統領は、18日にワシントンを訪問してトランプ米大統領と会談すると表明した。ゼレンスキー氏および欧州諸国は、米国とロシア、ウクライナの3カ国首脳による会談を求めているが、ロシアのプーチン大統領はウクライナでの戦争終結に向け譲歩 ...
米ブルームバーグ通信は16日、トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、ロシアがウクライナ東部2州の割譲を求めているとの見解を示した、と報じた。
【パリ共同】フランス大統領府は16日、ウクライナ情勢を協議するため欧州主要国首脳らが17日にオンライン会合を開くと発表した。フランスメディアが伝えた。ウクライナのゼレンスキー大統領が18日に米ワシントンを訪問し、トランプ大統領と会談するのを前に、各国 ...
ロシアの思惑通りに進んだ米露首脳会談だったといえる。ウクライナとの全面停戦に歩み寄ることもなく、米国による対露制裁強化もかわすことができた。プーチン露大統領が要所要所で満面の笑みを浮かべていたが、露側の狙いがほぼ全て達成されたのではないか。
【キーウ= 蒔田一彦 】15日の 米露首脳会談 を受け、ロシアによる侵略が続くウクライナの市民からは、停戦実現が見通せない現状が変わらないことへの失望や憤りの声が聞かれた。